古坂大魔王
昨年、動画サイトなどを通じて世界的に大ヒットした「PPAP」(ピコ太郎)を手がけた古坂大魔王が今春、ネット動画に挑む中京テレビ(名古屋市)の新バラエティー「PPBM」(毎月最終金曜24時半)のご意見番になった。
名古屋発のエンターテインメントグループ「BOYS AND MEN(通称ボイメン)」のメンバーらが毎週2~3分前後の動画を同局の無料配信サービス「Chuun(チューン)」で公開し、視聴回数を競う。古坂は月1回の地上波放送で批評や助言をする。
ネット動画を「メイン」、テレビを「サブ」とする趣向について古坂は「今テレビを見ている人は、リモコンよりスマートフォンを握っている。主流になっていくはず」とみる。
「PPAP」は10万円という安い制作費ながら全世界で1億1千万回以上視聴されるなど旋風を巻き起こした。「ネットってすごいですよね。自宅で撮った動画をジャスティン・ビーバーが見るかもしれない。タイムテーブルにも縛られず、どのエリアからでも見てもらえる」
だからこそ、放送域が限られているローカル局にとって、ネット発信できるインフラが整った今は「待ちに待った逆襲の時代。チャンスですよね」と語る。
28日放送の初回の集計対象は13日間で7万5千回を超えるなど、滑り出しは上々。昨年の日本レコード大賞新人賞に輝くなどローカルを超えた活躍をみせるボイメンとの「化学反応」に注目だ。(原知恵子)