オールスターゲームで指揮を執る栗山監督(右)と緒方監督
プロ野球マイナビオールスターゲームの開催要項発表会見が11日、東京都内であり、広島・緒方孝市監督が日本ハム・栗山英樹監督に、けがで療養中の大谷翔平投手の球宴出場を熱望する一幕があった。
会見には、球宴でセ・リーグを率いる緒方監督と、パ・リーグを指揮する栗山監督が出席した。「相手リーグで気になる選手は?」という質問に、緒方監督は「正直、僕は大谷君を見たいんですよ」と回答。すぐに隣の栗山監督に「すみません」と頭を下げ、会場を笑わせた。栗山監督は「僕も見たいです」と応じたが、緒方監督は「こればっかりは、体を万全にしてからじゃないと……」と話し、もう一度「こんなこと言ってすみません」。
大谷は4月8日に左太もも裏を痛め、肉離れと診断されて現在は戦列を離れている。栗山監督は会見後、大谷の状態について「まだ全然、分からない。ファンが見たい選手は球宴に出て大活躍するのが一番だが、まだ(復帰の)目安がつかない。待っている状態」と語った。
また、大谷の「二刀流」の活躍…