後半から出場し、トライを決めた千葉ペガサスの寺田明日香
7人制ラグビー女子の日本一を決めるシリーズ大会太陽生命セブンズ(朝日新聞社後援)第1戦の予選リーグが13日、秋田市のあきぎんスタジアムであり、横浜TKMが昨年の年間王者の日体大を下してA組1位に入った。B組はアルカス熊谷、C組はラガール7が1位で14日の決勝トーナメントに駒を進めた。
特集:太陽生命ウィメンズセブンズ(7人制ラグビー)
また、陸上女子100メートル障害の元日本チャンピオンでラグビーに転向した千葉ペガサスの寺田明日香が公式デビュー戦でトライを記録した。
■スピード生かし転身、デビュー戦トライ
陸上女子短距離の元女王がラグビー7人制に転向し、公式デビュー戦となる太陽生命セブンズでトライを決めた。千葉ペガサスの寺田明日香(27)は100メートル障害の元日本王者。脚力のある選手を待望するラグビー日本代表にとっても、2020年東京五輪の戦力となりうる存在だ。
今季開幕戦の初戦。寺田は後半3分から出場すると、左タッチラインのそばに陣取った。中央から左につながったパスを捕球すると約20メートルを走った。「陸上ではタイムと勝ちを求めていた。ラグビーのトライはみんなで作りあげる。信頼に応えられ、うれしい」
寺田は北海道・恵庭北高時代、…