角交換から、難解な中盤戦に 将棋名人戦第5局——贯通日本资讯频道
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角交換から、難解な中盤戦に 将棋名人戦第5局

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佐藤天彦(あまひこ)名人(29)に稲葉陽(あきら)八段(28)が挑戦している第75期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第5局が26日、岡山県倉敷市の料理旅館・鶴形(つるがた)で始まった。ここまで両者2勝2敗のタイ。勝った方が名人獲得にあと1勝と迫る注目の一局だ。


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岡山県での名人戦開催は23年ぶり5回目。午前9時、立会人の福崎文吾九段が開始を告げ、先手の佐藤名人、後手の稲葉挑戦者とも最初に角道を開けた。


戦型は第1局と同じ「横歩取り」。一手一手に神経を使う序盤戦が続く中、名人は飛車を高い位置に置いたまま早々に桂馬を跳ねる超攻撃的な布陣を敷いた。ここで挑戦者が角交換に踏み切り、戦いが始まった。


中段で大駒がにらみ合う中、昼食休憩に入った。解説の山崎隆之八段は「実戦例が少なく、難解な中盤戦が続きそうです」と話した。(深松真司)



〈指し手〉先手・佐藤名人 ▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△8五歩▲7八金△3二金▲2四歩△同歩▲同飛△8六歩▲同歩△同飛▲3四飛△3三角▲6八玉△2二銀▲3六歩△8二飛▲3七桂△8八角成▲同銀△3三銀▲8三歩△同飛▲8四歩△8二飛▲3五飛△8四飛▲7五角



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