DeNAの井納翔一
(26日、DeNA5―2阪神)
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DeNAが8連敗中だった阪神の藤浪から、2014年4月8日以来となる白星を挙げた。先発した井納が、投打で活躍した。
先取点を挙げたのは、井納のバットだった。六回1死一、三塁。「スライダーでカウントを取ってくる」と初球の変化球を流し打ち、右前適時打。「打ち損じないことを考えた。練習の成果が出たと思います」
本職の投球は、六回を終えて被安打ゼロ。小さく動く140キロ台後半の速球でも、スライダー、フォークでもストライクが取れた。七回の先頭打者に内野安打を許したが、「勝ちたい気持ちの方が強かった」と切り替えた。1点を失った後のピンチで、遊ゴロ併殺。最少失点にとどめた。
○ラミレス監督(D) 六回1死一、三塁で井納が先制適時打。「それまでチャンスで点を取れなかった。通常はバントだけど『常識外でいこう』と」
○井納(D) 六回まで無安打投球で2勝目。「本来は、こういう投球をするタイプではない。先頭を抑えた結果です」