イラン革命防衛隊が18日、イラン西部とされる場所からシリアにあるイスラム国の拠点に向けて発射したミサイル。イラン国営テレビのウェブサイトから=AFP時事
イランの精鋭部隊・革命防衛隊は18日、内戦が続くシリア東部のデリゾールにある過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点に向けてミサイル攻撃をしたと発表した。18人が死亡したテヘランでのテロに対する報復としている。イランのタスニム通信などが報じた。
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防衛隊の声明などによると、発射されたのは6発の中距離地対地ミサイルで、イラン西部にある2カ所の防衛隊空軍基地から攻撃が行われた。ミサイルはISの拠点に着弾し、多数のIS戦闘員が死亡、武器や施設も破壊されたという。
防衛隊幹部はタスニム通信に、「攻撃は(イランが支援する)シリア政府と連携して行われた」と語り、アサド政権の了承があったことを強調。またイラン国営テレビによると、防衛隊は今後もシリアのIS拠点へのミサイル攻撃を続ける姿勢を示唆したという。
イランメディアによると、イラ…