民進党代表選(9月1日投開票)に立候補表明している前原誠司元外相は16日、都内で選挙対策本部を立ち上げ、「我が党の国会議員の考え方は様々だが、お互いが安倍政権を倒す気持ちがあれば、必ず(党を)まとめ、政権交代できる」と訴えた。
事務所開きには、蓮舫代表の執行部に距離を置く国会議員ら30人超が参加。本部長に大島敦氏、最高顧問には民社協会の高木義明氏らが就いた。党を離れた細野豪志氏、長島昭久氏が率いていた議員グループからも支援を取り付けた前原氏は「(民主党時代を含め)代表選に3回出たが、これだけ多くの応援を事前に頂くのは初めてだ」と手応えを語った。
代表選は枝野幸男元官房長官との一騎打ちの公算が大きい。枝野氏も17日に事務所開きを行う。