応援に駆けつけたくまモン(左)と大河正明チェアマン
来年1月14日に熊本市で開催されるバスケット・Bリーグオールスター戦の概要発表会見が17日、東京都内で行われ、熊本県のPRマスコット「くまモン」も応援に駆けつけた。
くまモンは、熊本城とバスケットボールがデザインされた大会ロゴに、自らのイラストを追加した「新ロゴ」を大河正明チェアマンに示し、「くまモンを入れてくれたらもっともっと盛り上げをがんばるモン」と司会者の「通訳」を通じてプレゼン。その場で採用が決まった。
Bリーグ2度目のオールスター戦は、昨年4月の熊本地震からの復興支援を目的に「がんばるばい熊本 がんばるばい日本」がテーマ。試合前日には、熊本地震で大きな被害を受けた同県益城町と、今年7月の九州北部豪雨の被災地・福岡県朝倉市を出場選手が訪れ、遊具を設置したり、校庭に仮設住宅が設置されて外で遊べない子どもたちに体育館で楽しく遊ぶ方法を教えたりする。
これらの活動費は朝日新聞社のクラウドファンディングサイト「A―port」で募集している。寄付は(
https://a-port.asahi.com/projects/b-hope/
)から。
今年のオールスター戦は、昨季の各チームの最終順位をもとに「Bブラック」「Bホワイト」の2チームに分け、それぞれ12選手と監督を選出する。出場選手を決める「ファン投票総選挙」は今月20日からBリーグのチケット販売サイト「Bスマチケ」で開始。「Bスマチケ枠」と「リーグ推薦枠」で決定する出場選手の発表を経て、11月27日からはSNS投票も実施実施。12月12日に出場全選手と監督が出そろう。
また、2019年以降もオールスター戦は地方の活性化を目的に開催地を募り、「巡業制」を採っていくことも発表。大河チェアマンは、19年の開催地に大阪市と富山市が立候補していることを明かした。(伊木緑)