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独自のファッションセンスが人気のモデル、ぺこさん(22)は、人と違うことをするのが好き。だからこそ、人と比べ、批判ばかりの政治家の姿は「気分が下がるし、さみしい」と感じているそうです。
インフルエンサーに聞く選挙
――ブログで「どうやって有名になったんですか」という質問に、「完全にSNSのおかげ」と答えていました
小学校に入る前からずっとファッションが好きで、人と違うことをするのが好きで。絶対、はやりに乗りたくないし、周りと一緒の髪形とか服は本当に嫌で。人と一緒だと本当に落ち着かないし、自分じゃない気がして。中学3年生の時にブログを始めて、みんなが載せてないようなお洋服を載せていたら、徐々に見てくれる人が増えました。
高校を卒業して上京したら、メディアにほとんど出ていないのにフォロワーが多い子として、少しずつテレビや雑誌に出させてもらうようになりました。
ぺこモデル、タレント。大阪府出身。独自のファッションが人気で、インスタグラムのフォロワーは110万人。昨年末、モデルでタレントのりゅうちぇるさんと結婚した。ブログのほか、91万人のフォロワーがいるツイッターやユーチューブでも積極的に発信している。
――政治家のイメージは
難しそうだし、みんな困った顔で、怒鳴り合いばっかりしている。人のことをけなして自分を上げるのって、自分に自信がないからなんだろうと思います。私は人と比べるのも嫌いだし、それで自分のレベルを上げたり下げたりするのってすごいさみしいことだと思う。その時点で気分が下がるし。自分のこと教えてよって感じです。人の悪いアピールより、自分のアピールをしたらいいのに。幸せそうじゃない人が人を幸せに出来るのかなと思います。
――政治家のSNSを見ることはありますか
ぺこさん=東京都渋谷区、山本裕之撮影
1回も見たことないです。目に付かないから、興味すら持つチャンスもないし。政治家さんって何をしてんのやろって思うんです。SNSは自由だと思うので、プライベートなところも見たいなと思います。
私の場合は、自分に一番自信があるファッションを発信したけど、あれだけ国会議員がいれば、1人ぐらい超お料理上手な人とかいると思うんですよ。上手な目玉焼きの作り方とか、何でもいいんです。急に載せだしたら、めっちゃうれしいし。そこからでも興味が湧くし、自然と国会の話も読んじゃうと思います。入り口はファッションでも料理でも、変なギャグを言うでも、何でもいい。まず入り口が大事だなと思います。
気になるニュースをたずねると、「北朝鮮ミサイルにめちゃくちゃ敏感」「広島の原爆のことにも関心がある」と話すぺこさん。どんな思いで選挙にいくのか、続けて語ります。
――選挙で変だなと思うところ…