衆院選で与党が勝利したことについて、経済界から歓迎するコメントが相次いだ。経団連の榊原定征会長は「大いに歓迎する」とし、「安定的な政権基盤が維持されたことは政策の着実な実行に資する。アベノミクスの経済政策の加速、全世代を対象にした社会保障制度への転換、北朝鮮問題への対応を一層強力に進めてほしいという有権者の期待を示した結果だ」と指摘した。
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特集:2017衆院選
経済同友会の小林喜光代表幹事は「政治に継続性が保たれたことを歓迎したい」とコメント。安倍政権の課題について「若い世代の未来を左右する生産性革命、安全保障、憲法改正、エネルギー問題について、財政健全化も考えわかりやすい論戦を期待したい」。日本商工会議所の三村明夫会頭も「社会保障制度の見直しなど痛みの伴う政策について丁寧な説明で国民の同意を得て、改革を断行すべきだ」とした。(山口博敬)