（２９日、ソフトバンク４―３ＤｅＮＡ）

ソフトバンク、逆転で連勝 日本シリーズ第２戦

特集：ベイ１９年ぶり日本シリーズ

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この日は判定を巡って２度のリプレー検証があった。ソフトバンクが１―０でリードしていた三回は２死一、二塁から、ソフトバンクの松田が左翼ポール際へ放った本塁打性の打球を巡って。ポールの上方を通過する打球で、判定はファウル。リプレー検証の結果、判定通りファウルとなった。

ソフトバンクが２―３で１点を追う七回は本塁のクロスプレーを巡るリプレー検証で、試合の流れを大きく左右することになった。２死満塁から中村晃が右前安打を放ち、三塁走者に続いて二塁走者の今宮が本塁へ。クロスプレーとなり、判定はアウトだったが、リプレー検証でセーフに覆った。ソフトバンクが４―３で逆転に成功した。

責任審判の橘高審判員は「（先に手がベースに入ったことを）映像で確認できたからセーフにしました。手が浮いているかとか、ミットの位置関係などを確認しました」と語った。友寄審判長は「際どいから時間がかかりました」という。

日本シリーズで本塁クロスプレーを巡るリプレー検証は、昨年の第２戦に続き２度目。昨年も判定がアウトからセーフに覆り、広島の勝ち越し点となった。