NHK大河ドラマ「いだてん」への出演について語る綾瀬はるかさん=東京・渋谷のNHK放送センター
NHKは1日、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の新たな出演者を発表した。新たに、綾瀬はるかさん、役所広司さん、大竹しのぶさん、生田斗真さんらの出演が決まった。
いだてんは脚本家の宮藤官九郎さんによる書き下ろし。1912年のストックホルム五輪から64年の東京大会までを中心に、前半は日本初の五輪選手金栗四三(しそう)を中村勘九郎さんが、後半は東京大会誘致に奔走した田畑政治(まさじ)を阿部サダヲさんが演じる。
今回発表になったのは、主に前半の出演者。綾瀬さんが四三の妻、役所さんが日本スポーツの父と呼ばれる嘉納治五郎を演じる。その他、中村獅童さん、竹野内豊さん、杉本哲太さん、杉咲花さん、永山絢斗さん、勝地涼さん、シャーロット・ケイト・フォックスさん、古舘寛治さん、ピエール瀧さんらが出演することが明らかにされた。
この日、主演2人を含む出演者たちが東京・渋谷のNHK放送センターでの発表会に出席。「八重の桜」(13年)に主演して以来の大河ドラマとなる綾瀬さんは「1年を通じて一人の人の一生を演じるのは格別な喜びがある。いだてんのように突っ走って私たちを引っ張ってください」と主演の2人にエールを送った。(滝沢文那)