(宮崎・フェニックスCC、7027ヤード=パー71)
男子ゴルフのダンロップ・フェニックスは19日、最終ラウンドがあり、全米オープン覇者のブルックス・ケプカ(米)が67で回り、通算20アンダーで初日からの首位を守り、2連覇を果たした。松山英樹は3番(180ヤード)のホールインワンでイーグルを奪うなど69で通算10アンダー。第3ラウンドの6位から5位に上がり、日本勢では最高順位。賞金ランク2位の宮里優作は通算5アンダーの19位。第2ラウンド途中で棄権した小平智は賞金ランク首位のまま。6戦ぶりに予選通過した石川遼は通算3アンダーの27位。
ホールインワン「盛り上げられた」
3番のホールインワンでイーグルを奪った松山は「60台の前半が出そうな雰囲気」を感じたが、あとが続かなかった。終わってみれば1イーグル、5バーディー、3ボギー、1ダブルボギーで69。「いいプレーはほとんどなかったが、ホールインワンで盛り上げることができてホッとしている」と振り返った。ホールインワンは試合では初めて、プライベートを含めれば3度目だという。
今回の帰国は、日米首脳のゴルフに同伴する日程もあったが、関係者によると、10月29日まで中国・上海であったHSBCチャンピオンズの翌日には、日本で練習していた。「練習が足りない。自信をつけたい」という言葉を日々につなげている。
今秋の米ツアー終盤からスイングの改造に取り組んでいる。今大会は「これなら安心といういいショットもあった」という。目標は来年4月のメジャー第1戦・マスターズだ。