フィギュアスケートのトップ選手たちが出演するアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」が6日、名古屋市の日本ガイシアリーナで開かれ、来月の平昌(ピョンチャン)五輪代表で男子の田中刑事(倉敷芸術科学大大学院)と女子の坂本花織(シスメックス)のほか、今季シニアデビューした本田真凜(大阪・関大高)らが観客を魅了した。
田中は「Just Like Fire」の曲で3回転ルッツジャンプなどを決め、観客を沸かせた。坂本は今季ショートプログラム(SP)「月光」の音楽に乗り、ジャンプやスピンを披露。「勢いのあるいい1年になるように頑張ります」とコメントした。
年末の全日本選手権で目指していた演技ができず涙を流した本田は、今季SPの曲「ザ・ギビング」で華麗に舞い、笑顔を見せた。妹の紗来(さら)(京都醍醐ク)は「狼(おおかみ)なんかこわくない」の曲で、2回転半―2回転トーループの連続ジャンプなどを着氷した。
先月のジュニアグランプリ(GP)ファイナルに出場し、全日本選手権のフリーでトリプルアクセル(3回転半)を2本決めて総合3位となった紀平梨花(関大ク)も登場。「高難度の技を習得したい」とコメントした。