ドラマ「FINAL CUT」第1話。主人公が復讐を果たそうとするテレビ番組の司会者、百々瀬(藤木直人)
9日放送が始まる連続ドラマ「FINAL CUT」(フジ系、火曜夜9時)に、主演する亀梨和也さん。メディアによって自殺に追い込まれた母親の復讐(ふくしゅう)に燃える中村慶介を演じます。ドラマや役への思い、事務所の後輩との共演、そして元旦に活動再開が発表された所属グループ「KAT―TUN」について、言葉を一つひとつ選びながら真摯(しんし)に語ってくれました。(インタビューは昨年12月)
――復讐する役どころは初めてです
一つの作品の中でいろいろな表情、キャラクターを演じるので、その辺のバランスの難しさをすごく感じていて。台本に書かれていることを僕たちが実写でやるとき、作風のテイストやお芝居の持って行き方を実際どうしていくのか、この作品は監督さんとかと現場でやりとりするのが重要だなと思っています。
――心がけている点は
まず、慶介でいるときは、無駄な要素、クセみたいなものをできるだけ取っ払い、立ち方とかもゼロでいようと。ほんと、すとんと立っていて、何考えているかわからない、キャラクターの方向性がつかめない人物にしようかな、と。そこは、今回自分でもチャレンジな部分だったりするかな。「無」「棒立ち」(笑)
――役は撮影前に「6割」つく…