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序盤から連日の金星配給 稀勢の里は生返事、白鵬は弱音

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-1-17 20:25:57  点击:  切换到繁體中文

 

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琴奨菊に突き落としで敗れた稀勢の里=長島一浩撮影


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(17日、大相撲初場所4日目)


稀勢の里3敗目、白鵬は連敗 2横綱、連日の土


相撲特集:どすこいタイムズ


前日に続いて金星が二つも輝いた。配給元は稀勢の里に白鵬。これもまったく同じとあっては、ショックが大きい。


4場所連続の休場から再起を期す稀勢の里には、反発力がない。琴奨菊と双方得意の左四つに。2人は過去65番も幕内で相撲を取り、お互い知りつくしている。なのに簡単に差された腕をかえされて体を起こされた。逆から突き落とされて土俵にごろん。ぼうぜんとした顔が、もの悲しかった。


支度部屋では「うーん」と、何を聞かれても生返事ばかり。早くものっぴきならない立場に追い込まれた。


白鵬も「いいところがない」と弱音をはくあたり、悩みは深そうだ。


先場所、敗れて自ら物言いをつけるという問題を起こした際の相手が、嘉風だった。ここはすっきりと退けたかったが、立ち合いに力感が足りない。張り差しを禁じ手とされた迷い。そして右足の負傷。体と心のバランスはとれているか? こんな問いかけに「ちょっと、多少ずれもある」。


たまらずに引いて、左足を滑らせ、勝負あり。この黒星で古傷の左足親指も痛めたようで、付け人の肩に手をかけながら引き揚げた。


元横綱の暴行事件など、お騒がせ続きだった大相撲界。心機一転、明るい熱気に包まれるかに思えた今場所も、横綱2人のもがきで、すっきりとしない序盤になってしまった。(隈部康弘)




 

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