ソーラーランタンの明かりの下、布を織る女性たち=インドネシア・リアンバリン村、新田哲史撮影 101年目のパナソニック 暗がりで布を織る女性たちの手もとを、パナソニック製のソーラーランタンが明るく照らしていた。 【特集】101年目のパナソニック 作業の手を止めたユリアナ・ワダン・トビ(44)は笑って言った。 「夜も作業できるようになってうれしい」 熱帯雨林に囲まれたインドネシア・フローレス島にあるリアンバリン村の人々にとって、伝統の織物「イカット」は貴重な収入源だ。以前は午後4時には作業を終えなければならなかったが、ランタンのおかげで生産量が増えた。 ランタンは、パナソニックが2016年に贈った。村は電力供給が不安定なため、太陽光で充電できるランタンは、放課後に補講を行う寺子屋や、夜間の診療所でも活躍している。 パナソニックの創業者、松下幸之助は、企業の社会的使命について、社員に繰り返し語っていた。 「あらゆる物資を水道の水のごとく安く、豊富に供給し、この世から貧困を無くそう」。「水道哲学」と呼ばれた考えだ。豊かになった社会は、さらに製品を買うことで企業を潤す。 「企業は社会の公器である」。幸之助がこう唱えたことはよく知られている。企業は社会から、人、カネ、土地、物を預かって事業を営む。だから本来的に社会全体のものだ――。 企業に対する社会の期待は、時代とともに変化した。日本が、欧米の背中を追いかけた1960~70年代、松下電器産業(現パナソニック)は、賃金を欧米企業並みに引き上げ、完全週休2日制もいち早く導入した。 過疎問題が指摘されると、「1… |
「社会のため」問い続けて パナソニックの模索続く
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