選抜高校野球の組み合わせ表
(16日、選抜大会組み合わせ抽選会)
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組み合わせのゾーンごとの見どころ、ヤグラの右側は次の通り。
明秀日立~慶応
前回優勝の大阪桐蔭はエース柿木や投打に高い能力を持つ根尾らを擁し、頭一つ抜けている。初戦で戦う伊万里(佐賀)はエース山口修の粘投で接戦に持ち込みたい。
花巻東(岩手)と東邦(愛知)は好カード。2年生の4番、石川ら強力打線の東邦に対し、花巻東は左腕田中らの継投で勝負する。明秀日立(茨城)はプロ野球DeNAに兄がいる右腕細川がチームを引っ張る。昨秋の公式戦で、1試合4本塁打を記録した瀬戸内(広島)の4番門叶(とがの)との対決に注目だ。高知の中屋は制球力が高い。巧みな投球をする彦根東(滋賀)の増居と、速球派の慶応(神奈川)・生井の両左腕の投げ合いも見どころ。
由利工~富島
実力が伯仲し、混戦になりそうだ。昨春に甲子園を経験した日置、金子らが残る日大三(東京)は打線のつながりがいい。21世紀枠の由利工(秋田)は右腕佐藤亜が粘れるか。三重はタイプの違う福田、定本、山本大の3右腕が売りだが、打線の完成度も高く、面白い存在。乙訓(おとくに)(京都)は右腕川畑、左腕富山を中心とした守備力は全国屈指。打率3割8分3厘で中国王者になったおかやま山陽がどう打ち崩すか注目だ。松山聖陵(愛媛)―近江(滋賀)は投手力の高いチーム同士。星稜(石川)は投打の柱となる竹谷が軸。初出場の富島(宮崎)は小技を絡めた攻撃で食らいつきたい。