選抜高校野球の組み合わせ表
(16日、選抜大会組み合わせ抽選会)
第90回記念選抜大会 組み合わせはこちら
出場する全36校の紹介動画はこちら
組み合わせのゾーンごとの見どころ、ヤグラの左側は次の通り。
東筑~中央学院
昨秋の地区王者が6校そろう激戦区。中心となるのは神宮王者の明徳義塾(高知)だ。右横手の市川の安定感は今大会随一。対する関東王者の中央学院(千葉)はエースで4番の大谷の出来が鍵を握る。
開幕試合で当たる東筑(福岡)と聖光学院(福島)はともに夏春連続出場。東筑の石田を聖光の強力打線がどう崩すか。この勝者と対戦する東海大相模(神奈川)も投打にハイレベルだ。
東海王者の静岡も2年連続出場で好打者ぞろい。駒大苫小牧(北海道)は足を使った攻撃が魅力だ。北信越王者の日本航空石川の強打にも注目で、膳所(滋賀)は信条に掲げるデータ野球で対抗したい。
英明~創成館
豊富な投手陣の創成館(長崎)、強力打線の智弁和歌山に力がある。創成館は左の川原、右の伊藤ら、タイプの違う投手がそろう。ただ、初戦でぶつかる下関国際(山口)もエース鶴田ら昨夏の甲子園メンバーが多く残る実力チームで、好試合が期待できる。
智弁和歌山に対する富山商の右腕沢田は投球センス抜群で、どう抑えるかが見どころ。国学院栃木と英明(香川)はともに接戦での粘りが身上で、終盤まで競り合う展開になりそう。待ち受ける延岡学園(宮崎)は大型遊撃手の小幡に注目だ。智弁学園(奈良)と日大山形の一戦も投打にレベルの高い試合になりそう。