女子50メートルバタフライでも日本新記録で優勝し、ガッツポーズする池江璃花子=諫山卓弥撮影
競泳の第94回日本選手権最終日は8日、東京辰巳国際水泳場で女子100メートル自由形決勝があり、高校3年の池江璃花子(ルネサンス亀戸)が53秒03をマークした。自身が7日の準決勝で出した記録を0秒43縮めた。
池江は約1時間後に行われた50メートルバタフライ決勝で、今大会自身6度目の日本新となる25秒43。自身が今年2月にコナミオープンで出した日本記録を0秒01更新した。
3日の100メートルバタフライ準決勝、4日の同決勝、6日の50メートル自由形決勝でも日本記録を更新。池江は今大会に出場した全4種目で日本記録を更新した。
池江は女子100メートル自由形決勝後、「大幅に更新できてうれしい。前半は速く、後半は思いっきり(タイムを)上げるレースプランだった。その通りにいったので、このタイムになったと思う」。50メートルバタフライ後には、「さらにこれから上を見ることができると思う。(今大会は)すごくあっという間に終わった。充実していた」と語った。