男子200メートルバタフライで銀メダルを獲得した坂井聖人(左)。中央は優勝したマイケル・フェルプス=西畑志朗撮影
(9日、競泳男子200メートルバタフライ決勝)
坂井聖人、競泳200バタで銀
「水の怪物」フェルプスをあと一歩のところまで追い詰めた。日本勢4大会連続でのメダルを死守した。競泳男子200メートルバタフライで銀メダルに輝いた早大3年の坂井聖人(21)。初の五輪で大仕事をやってのけた。
9日の決勝には五輪最多20個目の金メダルを狙う米国のマイケル・フェルプス(31)がいた。パソコンに動画を保存するほどあこがれている存在だが、直前は「とにかく下を向いて集中していた」。冷静にレースプランを遂行。最後の50メートルで6番手から一気に順位を上げ、優勝したフェルプスに0秒04差まで迫った。
川下りで有名な福岡県柳川市の…