児童の遺族「未来の命を救える判決」 大川小・津波訴訟——贯通日本资讯频道
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児童の遺族「未来の命を救える判決」 大川小・津波訴訟

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裁判所前で「勝訴」などの垂れ幕を掲げる原告側の遺族たち=2018年4月26日午後2時40分、仙台市青葉区、福留庸友撮影


84人が犠牲になった宮城県石巻市立大川小学校の津波訴訟で、仙台高裁は校長や市教育委員会による防災体制の不備を厳しく指摘し、組織的な過失を認めた。「子どもたちの声が届いた」。遺族らは今後の学校防災への後押しになると期待する。


大川小津波訴訟、石巻市の過失認める 高裁が賠償命令


「防災計画」の過失、高裁が一転認定 大川小・津波訴訟


「未来の命を救える判決だ。足の震えが止まらない」。会見で原告団長の今野浩行さん(56)はほっとした表情を見せた。


この日の朝、大川小の旧校舎を訪れ、6年生だった長男大輔君(当時12)に「力を貸してください」と手を合わせた。提訴から4年。苦しさから「もう終わらせたい」と思ったこともあった。「学校で子どもたちの声を聞くたびに、最後まで闘い抜こうという気持ちにさせてくれた」


遺族らは「誰に責任があったのか明らかにしない限り、議論は前に進められない」と裁判を続けてきた。3年生だった長女未捺(みな)さん(当時9)を失った只野英昭さん(46)は「これでやっとスタートラインに立てたのかな。二度と悲劇を繰り返さないために、命を守るためのマニュアルを作ってほしい」と話した。


教員らは子どもたちを川沿いの小高い「三角地帯」に向かわせたが、判決は、防災無線が流れた直後に700メートル離れた高台「バットの森」に逃げていれば助かったと指摘した。6年生だった三男の雄樹君(当時12)を失った佐藤和隆さん(51)は、「早く逃げれば助かっていたという訴えを、裁判所が認めてくれた」。5年生だった次女千聖(ちさと)さん(当時11)を亡くした紫桃(しとう)隆洋さん(53)は「『学校に行ったら先生の言うことを聞くんだよ』と強く言えるような社会になってほしい」と訴えた。(山本逸生、窪小谷菜月)


■裁判官が声を荒らげた…



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