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ふるさとを、津波を 紙芝居で伝える女子大生 震災7年

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小学生の前で紙芝居を読む横山和佳奈さん=9日、福島県伊達市、竹花徹朗撮影


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小学生80人は、海辺の校舎から2キロ先の高台へ逃げた。迫り来る津波から全員が生還した翌日、原発事故で離ればなれになった。その中の一人、6年生だった少女は19歳になり、当時の自分と同じ年頃の子どもたちの前に立った。この7年間、向き合い続けたふるさとのことを伝えたくて。


特集:120日後のフェス 震災の年のアラバキ


9日、福島県伊達市にある小学校の体育館。震災を学ぶために招かれた大学1年生の横山和佳奈さん(19)が紙芝居を上演した。


児童220人が聴き入ったのは「請戸(うけど)小学校物語 大平山(おおひらやま)をこえて」。浪江町立請戸小の児童80人と教師らが無事に避難した実話だ。横山さんはその一人。「地震があれば、津波という災害が起こること。大平山という逃げる場所があること。請戸の子どもたちは請戸の町について、よーく知っていました」


あの日、上級生が下級生の手を引き、渋滞の車列をすり抜けて、西にある大平山をめざした。全員が50分かけて山にたどり着いた直後、津波が街に押し寄せた。町の死者・行方不明者は180人を超えた。


6キロ南にある東京電力福島第一原発が爆発したのは、その翌日。横山さんは祖父母の行方が分からないまま、ふるさとからの避難を強いられた。


60キロ内陸にある郡山市内のアパートで、両親と弟との避難生活が始まった。中学は1学年180人。請戸小の10倍ほどだが、知り合いは1人もいなかった。


しばらくたって一通の手紙が届…



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