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「復興の祭り」どんたくに豪雨被害の東峰村 感謝示す

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「復興に向けて頑張ります!」と記した福岡県東峰村の法被


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昨年7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県東峰村の村民が、福岡市での「博多どんたく港まつり」のパレードに3日、参加する。「復興に向けて頑張ります!」と染め抜いたおそろいの法被を着込み、これまでの支援への感謝も込める。


豪雨後、村がこれまでに受け取った義援金や寄付金は約5億3千万円。少なくとものべ約9千人のボランティアが、泥の撤去などに汗を流した。


約2カ月前、古民謡を伝承する「博多那能津(なのつ)会」の岡部定一郎会長(87)から「一緒に参加しよう」と誘われ、渋谷博昭村長(68)は「復興に力を貸してくれた人たちに、お礼の気持ちを伝えられれば」と、参加を決めた。


「災害お見舞い ありがとう 感謝・御礼 どんたくで」


村公認キャラ「とほっぴ」もあしらわれた法被は、小林純一・企画政策課長(59)がデザイン。公募に応じた1歳男児から79歳の男性までの村民40人が博多那能津会に合流し、会による三味線などの伴奏で、岡部会長がつくった「ぼんち可愛いや」の替え歌を歌いながら、約1・3キロを歩く。村として、感謝の気持ちを伝える場にもしたい考えだ。


岡部会長は「どんたくは戦後、復興の祭りとして開かれた。東峰村の皆さんも参加することで元気になってほしい」と話した。(徳山徹)



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