孫を抱えた女性をはね重傷を負わせたとして、愛知県警は1日、名古屋市港区畑中1丁目の自称会社員、鈴木正史容疑者(67)を道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで緊急逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
蟹江署によると、鈴木容疑者は1日午後1時55分ごろ、同県蟹江町城2丁目の片側2車線の交差点で、信号のある横断歩道を渡っていた蟹江町の女性(63)と女性に抱えられた孫の男児(1)を、軽四貨物車ではね、そのまま逃げた疑いがある。女性はあごの骨を折る重傷。孫にけがはなかった。
目撃情報から県警ヘリが現場周辺を捜索。容疑者の車を飲食店駐車場で見つけ、署員が店の中にいた容疑者を任意同行した。