重慶市は中国科学院と西部(重慶)科学城で、中国科学院重慶科学センターを共同建設する。重慶市人民政府と中国科学院は15日に北京市で、戦略的協力協定に署名した。科技日報が伝えた。
協定によると、重慶市は中国科学院と西部(重慶)科学城で、1つの法人機関に若干の科学研究機関を加える「1+N」の様式により、中国科学院重慶科学センターを共同建設し、中国科学院の科学研究院(研究所)、科学研究人材などのイノベーション資源の重慶市における集約型発展を統一的に計画する。ビッグデータのスマート化、バイオ医学、新材料、生態環境などに焦点を絞り、産業のイノベーションを見据え、基礎科学の先端に焦点を絞り、重大科学技術インフラを育成・建設することを主な位置づけとする3類ハイレベル研究プラットフォームを重点的に建設する。科学教育資源の融合、体制・メカニズムのイノベーション、重大科学研究産出の一体化推進を実現する。双方はさらに中国科学院大学重慶学院と中国科学院大学重慶病院の発展ペースを上げ、学科の共同建設、科学研究協力、訓練・育成、教員交流などの手段を通じ、重慶市における大学の「双一流」(世界一流大学・一流学科)の建設をサポートする。また産学研協力、エコ文明建設、人材交流・育成などの面でも深い協力を展開する。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月18日
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