例年、宝珠山川の近くではゲンジボタルが乱舞した(福岡県東峰村提供) ホタルがいなくても「ほたる祭」で感謝の気持ちを伝えたい――。昨年7月の九州北部豪雨で大きな被害を受けた福岡県東峰村の住民団体が6月2日、「宝珠山ほたる祭」を開く。例年なら光あふれる清流には土砂が入り、ゲンジボタルは「壊滅状態」と言われるが、復活をめざす姿を見てもらいたいと決断した。 ほたる祭は、住民らでつくる「宝珠山ほたるを育てる会」が主催。1987年に始まり、毎年、3千~6千人を集めてきた。 だが、昨年の豪雨で、主会場の棚田親水公園広場に近い宝珠山川の護岸は崩れ、ホタルを育てるための水路も土砂で埋まった。育てる会の田中康和会長(71)は「幼虫やエサのカワニナが生息できる環境がなくなった。ほぼ壊滅ですよ」とため息をつく。 31回目となる今年も催すかどうか、会の中でも議論になった。最後は「義援金を頂いたり、ボランティアで来てもらったりしたお礼の気持ちを示し、頑張っている姿を見てもらおう」(田中会長)と、開催に踏み切った。 フラダンスの披露もあり、出店も並ぶ。だが、「主役」のホタルが見られない可能性が高く、がっかりさせないようチラシには「現在ほたるは壊滅状態です」との文言を入れた。 村農林観光課の泉健人さん(43)は「ホタルの数も少しずつ元に戻るはず。復興していく姿を知ってもらいたい」と話す。(徳山徹) |
ホタルはいない、それでも 豪雨被害の村で「ほたる祭」
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