「オーシャンズ11」が宝塚歌劇の舞台にかえってきた。天才詐欺師ダニー・オーシャンが10人の仲間を率い、ラスベガスのホテル王の金庫を破る活劇。宙組トップスター真風(まかぜ)涼帆(すずほ)と、2番手の芹香(せりか)斗亜(とあ)が、新人時代から8年ぶりにそれぞれ同じ役に挑み、絶妙の呼吸で痛快な物語を引っ張っている。フィナーレでは、初舞台を踏む105期生のラインダンスもあり、爽快な仕上がりとなっている。 もっとじっくり宝塚歌劇団 大ヒットしたハリウッド映画をもとに、脚本・演出の小池修一郎が2011年、世界初ミュージカル化。柚希(ゆずき)礼音(れおん)主演の星組で上演された。13年には蘭寿(らんじゅ)とむ主演で花組が再演。今回が6年ぶり3度目の上演となる。 真風と芹香は、星組時代の新人公演でダニーと、相棒役ラスティーにそれぞれ挑戦。8年の時を経て、本公演で同じ役を演じる巡り合わせとなった。 2人だからこそ出せる魅力とは。初舞台を踏んだ105期生のラインダンスの様子も紹介します。 「ダニーはただ単に大人で格好… |
8年ぶり絶妙タッグで爽快!宙組版「オーシャンズ11」
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