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元月組・憧花ゆりの、退団後大学生に 組長体験振り返る

すみれForever


娘役として宝塚の舞台に立ち続けた19年。2016年からの2年間は月組「組長」も務めた、憧花(とうか)ゆりのさん。自身3度目の出演となった「エリザベート」で、目標としていた皇太后ゾフィーを演じて退団。それから半年余り、新しい挑戦を続けている。



――退団までの2年間は月組組長を務めた


組長は、70人いる組子たちのこと、組の取り決めや規律を常に考える管理職ですね。初日や千秋楽の舞台であいさつをするのは表のわかりやすい仕事ですが、それこそ舞台に立つにあたってのけがや気持ちの問題はもちろん、10代で入ってくる子たちなので食生活や人間関係をフォローすることも。いろんな相談も受けます。副組長時代も含めると5年間。舞台での自分のパフォーマンスもあるので、毎日必死でした。


組長という仕事は、自分が下級生の時に歴代の方がやって下さっていたこと。宝塚に残って舞台に立たせていただく以上は、いつか背負わないといけないな、とは思っていました。


でも、やって良かったな。求め…


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