男役・鳳月杏「救いようのない悪」堂々と、圧政の藩主役——贯通日本资讯频道
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男役・鳳月杏「救いようのない悪」堂々と、圧政の藩主役

「救いようのない悪」。鳳月(ほうづき)杏(あん)は自身の役柄をこう表現する。宝塚歌劇団花組公演「メサイア」で、農民たちに圧政を敷き、一揆を引き起こす要因を作った島原藩主・松倉勝家を堂々と演じきっている。


「虫けらどもから搾り取れ」「容赦は無用」……。劇中での勝家は、農民たちに重い年貢を課し、キリシタンを弾圧する。拷問や磔(はりつけ)、踏み絵もいとわない。「共感されない真の悪役をやりたいと思ってきたけれど、想像以上に難しい」。普段は役と自分との共通点を糸口に作っていくタイプだが、「いつもとは違った取り組み方になる。心情を掘り下げるというより、わかりやすくインパクトのある悪を演じたい」。


入団は2006年。同期の中では早くから活躍できたわけではない。グループ芝居や群舞での出番が多かったため、「枠からはみ出さない中で、人とは違う個性を出したい」と模索してきた。メイクでいえば、色みや線の描き方にちょっとした工夫を凝らす。


トップの明日海は、同じように月組から花組に組替えしてきた先輩。そのこだわりに刺激を受けることも多い。「美しいお顔であるうえに、美意識がものすごく高い。繊細なところまで、いつも緻密(ちみつ)に計算されている」という。


花組にきて4年目、担うものは大きくなっている。「お芝居をしめたり、地に足をつけて踊ったりという、安定した存在が舞台には必要。そうならなきゃいけない責任感はあります」ときっぱり。「人と同じものをするのはつまらない。花組の良さをどんどんとり入れて、自分なりの成長をしていきたい」


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