米軍と民間が共用する岩国錦帯橋空港(山口県岩国市)の滑走路が閉鎖されていると、1日午後5時半ごろ、中国四国防衛局から山口県に連絡があった。同局によると、午後3時50分ごろ米軍の早期警戒機E2Dが着陸した際にタイヤが破裂して動けなくなったためで、その後、E2Dは駐機場に移動したことが確認された。
全日空によると、1日午後4時20分ごろ、滑走路が閉鎖されていると空港にいる職員から同社に連絡があり、午後6時24分に閉鎖が解かれたと再び連絡があったという。封鎖の影響で、午後5時半発の羽田便が欠航し、那覇から岩国に向かう1便が行き先を広島に変更した。羽田から岩国に向かう便の出発を午後4時50分から午後7時に変更し、この便の折り返しにも遅れが生じるという。(棚橋咲月、井上怜)