同居していた母親を絞殺したとして、山口県警は11日、同県下松(くだまつ)市瑞穂町3丁目の無職、家迫(いえさこ)美由紀容疑者(64)を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「間違いない」と容疑を認めているという。
下松署によると、家迫容疑者は10日夕、自宅で実母の森本ミネ子さん(84)の首を、電気コードで絞めて殺害した疑いがある。家迫容疑者は森本さんと2人暮らし。同日午後7時過ぎに、自宅の様子を見に来た家迫容疑者の30代の娘が、玄関で倒れている森本さんを発見した。
近所の女性は「森本さんとは2、3日前に会って、『寒いですね』と言葉を交わした。2人にトラブルがあったのは聞いたことがない」と話した。現場は、下松市役所から北西に約2キロの住宅街。