包丁を持って警察署を訪れたとして、山口県警山口署は21日、山口市今井町の自称無職、横山克己(かつき)容疑者(48)を銃刀法違反容疑で現行犯逮捕し、発表した。
同署によると、横山容疑者は21日午前5時40分ごろ、山口市吉敷下東4丁目の県警山口署の1階にある当直室前の通路で、ズボンと腹部の間に差し込んでいた刃渡り16センチの包丁1本を取り出した疑いがある。
横山容疑者は21日未明、同署に電話した後、相談に訪れ、通路で対応していた当直勤務員の男性警察官に対し、包丁を取り出したところを同警察官に取り押さえられたという。「包丁を持っていたことは間違いない」と容疑を認めているという。