JR九州は8日から列車のデザイン入りばんそうこうを販売する。人気の観光列車「ゆふいんの森」などカラフルな車両を描いた。同社が発行する月刊フリーペーパー「鉄聞(てつぶん)」の制作スタッフの手書きイラストで、列車をかわいらしく紹介する。
テツの広場
デザインは「九州新幹線」「ゆふいんの森」「ソニック」「いさぶろう・しんぺい、はやとの風」「指宿のたまて箱」の5種類。いずれも曲線的な手書きのイラストで、親しみやすいデザインにした。
フリーペーパー「鉄聞」は2011年から発行し、社員が手書きでつくった新聞を印刷している。鉄聞イラストの商品化は「リップクリーム」「マスキングテープ」「一筆箋(せん)」に続く第4弾だという。
愛らしい絵柄から「子ども向けにばんそうこうにしてほしい」という客の声を受けて実現したという。担当者は「列車がしっかり傷口をガードします。大好きな列車を見ればけがの痛みもやわらぐはず」と自信満々だ。
5種類が2枚ずつで計10枚入り税込み270円。博多駅の「東急ハンズ」や「ポポンデッタ」などの店頭に並ぶほか、東京でもドラッグイレブンの一部店舗で販売する。同社の鉄道グッズ専門通販サイト「鉄コレ!」(
https://tetsucolle.com/
)でも買える。(女屋泰之)