JR東海は、社員の定年を現在の60歳から65歳に延長する、と発表した。2020年4月時点で50歳以下の社員が対象。同社の各労働組合に提案し、最大労組を含む2組合と合意した。
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現在は、60歳を超えた社員は定年退職後に希望者のみ再雇用している。この場合、60歳に達したときと比べて基本給が5割弱に減っていた。定年延長後は、50歳から60歳までの基本給の上昇を緩やかにするかわりに、基本給の減少幅は25%程度に抑えるという。
同社は「経験豊富な社員が技術や経験を生かし、より長く活躍できる」としている。