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活動費は年金から 風呂も断った尾畠さんが貫く信念

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-8-16 16:53:48  点击:  切换到繁體中文

 

山口県周防(すおう)大島町で3日間行方不明だった藤本理稀(よしき)ちゃん(2)=同県防府市=を発見した尾畠(おばた)春夫さん(78)は、大分県日出(ひじ)町から軽ワゴン車で駆けつけ、1人で捜索に加わっていた。全国各地の被災地で活動してきたボランティアのベテランだった。


不明男児発見の尾畠さんとは 過去の災害でも活躍


「よく生きていた」地元で喜びの声 理稀ちゃん保護


「理稀ちゃん沢にいると思った」発見の尾畠さん一問一答


「私はボランティアだから、そういうのはもらえません」


理稀ちゃんを家族に引き渡した15日、祖父から風呂を勧められた尾畠さんはそう断った。軽ワゴン車に食料や水、寝袋などの生活用具を積み込み、助ける相手側に迷惑をかけないのが信条。「自己完結するのが真のボランティアだ」と言う。活動費は自分の年金から捻出している。


元々は魚屋さん。捜索中、理稀ちゃんに気付いてもらえた「よしくーん」という大声は、店先で鍛えたものだ。ボランティアを本格的に始めたのは、大分県別府市にあった店を閉めた65歳のころ。「学歴も何もない自分がここまでやってこられた。社会に恩返しがしたい」と思ったからだ。


40歳で登山を始め、50代半…



 

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