ポンペオ米国務長官の訪朝中止を受け、安倍晋三首相は25日、北朝鮮の非核化について「そう平坦(へいたん)な道ではないようだ」と述べ、米朝交渉が難航しているとの認識を示した。宮崎市であった自民党の地方議員らとの懇談会で語った。
ポンペオ氏の訪朝中止を指示 トランプ大統領がツイート
首相は6月の米朝首脳会談で非核化に取り組むための「土台はやっとできた」と評価したうえで、「次は私自身が(北朝鮮の)金正恩(キムジョンウン)委員長と向き合いながら拉致問題を解決していかなければならないと決意している」とも語り、日朝首脳会談の実現に改めて意欲を示した。