インドネシアのスマトラ島南部・パレンバンであったアジア大会のカヌー競技で、地元の若者たちが、韓国と北朝鮮の合同チームに集団で声援を送る光景が見られた。「無料で観戦」という触れ込みの「動員」だったが、金メダルを取る快挙に立ち会い、「平和の歩みにも貢献できた」と、参加者たちは喜んでいる。
カヌー・スプリントの女子トラディショナルボート500メートルの決勝があった26日、南北合同チーム「コリア」は、中国を振り切って優勝した。国際総合大会で初の金メダル獲得に、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領はフェイスブックに「韓半島全体に喜びを与えた」と喜びを投稿。表彰式では、朝鮮の民謡「アリラン」が流れた。
活躍を応援席から後押ししたの…