広島の新井貴浩選手の引退表明を受けて、山本浩二・元広島監督の話は次の通り
「今朝、連絡をもらった。『ご苦労様、これからも野球界のために恩返しをしてほしい』と伝えました。私が監督の時に4番に据えた。目の前で泣かれたことも覚えている。技術的には不器用で時間もかかった。広島の練習の厳しさは今思うと、想像を絶していたが、涙を流しても、心が折れることがなかった。ガッツがあった。そして彼は、周囲に感謝できる選手。自分を育ててもらった方々に感謝し、チームメートに感謝してプレーできる。阪神から広島に戻ってきて、黒田博樹とともに今のカープを作ってくれた。本当にお疲れさまと言いたい」