皇太子さまは7日、政府専用機でフランス南東部のリヨン・サンテグジュペリ空港に到着した。日仏友好160周年にあたり、仏政府から招待された。15日に帰国する。
絹が紡ぐ日仏の縁 皇太子さま、交流の原点たどる旅へ
空港では、コロン内務大臣らがレッドカーペットの上で出迎え、皇太子さまは笑顔で言葉を交わした。
リヨンでは織物博物館などを視察し、10日夜(現地時間)に政府専用機でパリに移動。パリではマクロン大統領と面会するほか、日本文化を紹介する行事にも出席する。
一方、側近によると皇太子さまは、出発前日に発生した北海道胆振東部地震の被害に心を痛めており、随員らに「訪仏中も、被災地の状況を把握し、報告して欲しい」との意向を示しているという。(リヨン=中田絢子)