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自民党総裁選(20日投開票)に立候補している安倍晋三首相と石破茂元幹事長による論戦が14日、再開します。日本記者クラブでの討論をライブ動画とタイムラインで速報します。
特集「安倍×石破 二人が見る日本―自民党総裁選2018」
討論会を前に握手する安倍晋三首相(左)と石破茂・元幹事長=2018年9月14日午前9時58分、東京都千代田区の日本記者クラブ、山本壮一郎撮影
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石破氏、アベノミクスの問題点指摘
続いて、石破茂・元幹事長は重視する政策課題について「30年後、50年後、100年後に日本がきちんと存続するため、今やらねばならないことを明確にする」と強調した。地方創生に取り組む考えを示しながら、「一人ひとりの所得を増やさなければ消費は増えない」と指摘。「金融政策でそうなったか。そうなっていない」と述べ、「異次元の金融緩和」を中核とするアベノミクスの問題点を指摘した。
10:00
安倍氏「まっとうな経済取り戻した」 討論会スタート
日本記者クラブ主催の討論会が始まった。まずは「自民党総裁になった場合に実現を目指す政策について」。安倍晋三首相は「まっとうな経済を取り戻した」「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交で存在感を取り戻した」と政権運営の成果を強調。教育無償化や高齢者が働ける環境づくり、社会保障制度の改革を実現する考えを示した。
10時から日本記者クラブ主催の討論会
自民党総裁選(20日投開票)で、安倍晋三首相と石破茂・元幹事長による日本記者クラブ主催の討論会が午前10時に始まる。総裁選は7日に告示されたが、前日の北海道胆振(いぶり)地方を震源とする地震の影響により、2人の討論はこれが初めてとなる。
討論会は正午までの2時間の予定。ロシアのプーチン大統領が北方領土交渉を先送りする考えを示唆したことに、安倍氏はどのような見解を示すのか。安倍氏が厚い支持を固める中、石破氏は論争でどう挽回(ばんかい)を図るのか。地震と安倍氏の外交日程で1週間近く先延ばしになった2人の論戦が、いよいよ幕を開ける。