訪米中の枝野幸男・立憲民主党代表は13日、2016年の米大統領予備選で旋風を起こしたバーニー・サンダース上院議員と会談した。両氏は民主主義が世界的に危機的な状況にあるとして「草の根民主主義」を掲げる重要性を確認。若者への支持拡大策などについて意見を交わした。
枝野氏によると、サンダース氏は「国民の草の根の声に寄り添い、それと結びついた政治的な主張を出していくことが重要だ」と強調。枝野氏も「全く同感だ」と応じた。
またサンダース氏は「若者の学費負担をしっかり受け止めてアピールしたことが、前回の大統領予備選挙での若者支持につながった」と助言。枝野氏は会談後、「日本でも、学生が学費の負担で大変困難な状況にあることは共通している。その点のアピールをさらに強めていかなければいけない」と語った。
米中間選挙を控え、サンダース…