プロ野球・日本ハムは14日、北海道で最大震度7を観測した地震後、初めて本拠・札幌ドーム(札幌市)での試合となるオリックス戦に臨んだ。試合前には、栗山英樹監督や主将の中田翔選手、選手会長の中島卓也選手らが義援金への協力を呼びかけ、オリックスの選手と一緒に札幌ドーム内で募金活動をした。栗山監督は「我々の力は微々たるものだが、苦しんでいる方に少しでも何かをお届けできれば。今まで以上に必死に戦いたい」と話した。
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また、札幌ドームは地震前と比べて2割以上の節電を目指す。グラウンド部分で使用する照明を約25%削減するほか、空調機の一部や洋式便座のヒーターなどを止め、コンコースや敷地内の照明を減灯。右翼席と左翼席の後方にそれぞれ設置されている大型ビジョンも、左翼後方のものは使用しなかった。
11、12日に行われる予定だったロッテ戦は来場者の安全と負担を考慮して中止となっていた。