国民民主党の原口一博国会対策委員長は14日、今後の国会対応について、「超対決路線」と述べ、安倍政権を厳しく追及する方針を示した。国対委員長に就任してから初めて臨んだ野党6党・会派の国対委員長会談の場で宣言した。
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原口氏は会談冒頭のあいさつで、「本気の野党共闘だ。(安倍政権の)悪政に対して全面対決していく。超対決路線をとる」と語った。この場には共産党も出席していたが、政権追及の場となってきた野党合同ヒアリングを発展させ、野党で「次の内閣」を作ることも提案した。
原口氏はまた、民主党時代に故・石井紘基衆院議員を中心に、税金の無駄遣いや政府の不正を追及した「国会Gメン」を党内に設置することも検討しているという。(竹下由佳)