(21日、大相撲秋場所13日目)
相撲特集:どすこいタイムズ
白鵬が稀勢の里に完勝して13連勝。今年初の優勝に王手をかけた。稀勢の里は4敗目。2敗の横綱、大関対決は豪栄道が快勝した。鶴竜は3連敗に。残りの2大関は高安は2敗を堅持したが、カド番栃ノ心は6敗目。御嶽海は連敗を5で止め、7勝目を挙げた。
○豪栄道 14日目は結びで白鵬戦。「集中してやるだけ。お客さんを沸かせるような相撲を取りたいですね」
○御嶽海 連敗を5で止める。「立ち合いは良くなかったけど我慢できた。明日、大関(高安)に勝って勝ち越しを決めたい」
○正代 栃ノ心には不戦勝も含めて4連勝。「たまたまだと思う。圧倒しているわけじゃなく、ごまかして勝っている。できれば寄り切って勝ちたい」
●鶴竜 3連敗。14日目は稀勢の里戦で「もう優勝はないので、いい相撲を取りたい」。
●栃ノ心 カド番で6敗目。「ダメですね。ダメですね」。残り2日。やるしかないですね、と水を向けられても「やれるかどうか分からない」。
○遠藤 幕内残留には大きな2勝目。ただ、相撲内容は変わらず悪く、問いかけには無言。
●幕下の納谷 大鵬の孫は、序ノ口デビューから4場所目で負け越し。「受け止める。こういうことがないようにしたい」
○高安 2敗を守り優勝の可能性を残すが、「ないでしょ。次場所に向けて大事な2番。一生懸命やります」。
○錦木 北勝富士にうっちゃられて右ひじを強打。「完全にしびれて感覚がなくなった。負けでもいいから取り直しだけはやめてくれと思いました」
○序二段の大露羅 歴代最重量292・6キロのロシア出身が今場所限りで引退。「皆さんにかわいがってもらってありがたかった。相撲、最高っすね」