大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(24)が1日(日本時間2日)、右ひじの靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)を受けた。記者会見で明らかにした球団のビリー・エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)によると、手術は成功したという。来年は打者としての復帰をめざす。投手にも戻れるのは2020年が見込まれている。
「エンゼルス、やっぱり来てよかった」 大谷翔平
エプラーGMや球団広報によると、手術は同日午前中にロサンゼルス市内の病院で行われた。今後の予定について、エプラーGMは「こちら(米国)でリハビリし、日本にはあまり帰れないと思う」と話した。来春のキャンプに間に合うかどうかは不明だが、来季は打者として構想に入っているという。
大谷選手は今季、6月と9月に右ひじの損傷がわかった。9月の判明時に医師から手術を勧められた。大谷選手は9月30日にレギュラーシーズンの全日程を終え、翌日の手術となった。(アナハイム=山下弘展)