大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(24)は14日(日本時間15日)、敵地で行われたツインズ戦に3番・指名打者でフル出場し、4打数3安打1打点で、復帰後初めてとなる1試合3安打をマークした。この日の初安打は、メジャー通算100安打目でもあった。
四回2死走者なしの第2打席に96マイル(約154キロ)を中前へはじき返し、六回は1死二塁から外角への変化球を拾い、中前に適時打。八回は1死走者なしで、左投手のスライダーをバットの先っぽに当て、三塁線への投前内野安打とした。1試合3安打は、右ひじを手術する直前の昨年9月28日以来。
大谷は試合後「ボール球を見送れているし、浅いカウントから変化球も打てているので、悪くない」と振り返った。
チームは3―4で敗れた。(ミネアポリス=井上翔太)