昨年10月に右ひじ靱帯(じんたい)の再建手術を受け、今季は打者に専念する大リーグ・エンゼルスの大谷翔平(24)の復帰が、近づいてきた。24日から、より実戦に近い打撃練習を開始。大谷はこれを経て「僕とスタッフの方々に『行ける』という自信があれば、いつ復帰してもいいんじゃないかと思う」。昨年9月30日以来となる打者での出場が、目前に迫ってきている。
菊池、大谷と握手を交わし「でかい」 1年半ぶりに再会
24、25の両日に行われた打撃練習は、非公開だった。球団によると、傘下に置くマイナーリーグ所属の投手(24日は右腕、25日は左腕)を相手に、計9打席。事前に球種を大谷に伝えず、より試合に近い形式で行われ、「ライブBP」と呼ばれる。大谷は左中間フェンスにワンバウンドで当てる打球を放ったほか、四球も選んだという。
大谷がこの練習で最も大事にし…