第4次安倍改造内閣の19人の閣僚のうち、初入閣は12人。2012年に第2次安倍政権が発足して以降、5回行った改造で最も多い。森友・加計学園問題などで内閣支持率が急落し、安定感を重視して初入閣を6人にとどめた昨年8月の改造から倍増した。ただ、平均年齢は63歳で、昨年の62歳から上がった。
初入閣12人のうち、衆院議員10人の当選回数の内訳は、8回3人、7回4人、6回2人、3回1人。昨年の改造で、初入閣の衆院議員4人の内訳が7回1人、6回2人、3回1人だったのに比べ、当選を重ねた議員の登用が目立つ。
女性閣僚は1人のみ。前回2人だった女性は1人で第2次政権以降、最少だ。「女性活躍」を掲げた14年の安倍内閣では5人を登用していた。