(6日、フィギュアスケート・ジャパンオープン)
フィギュア日本、2年ぶり団体V 宇野とザギトワが1位
「今季のテーマは大人らしさ。今日はいい滑りを見せられたけど、これからもっともっと良くなると思う」。16歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)は涼しげな笑みをたたえながら振り返った。全体のバランスを重視するルール改正後、非公認ながら女子フリーの世界最高となる159・18点を記録した。
赤と黒の衣装をまとって演じた4分間。新しいテーマに合わせて選んだカルメンは「とてもパワフルな曲。そこに対して自分の気持ちを伝えるのが大切」。もちろん、得意のジャンプは7本全てを完璧に決めた。
金メダルに輝いた平昌五輪を経て、迎えたシーズン。気持ちを高める難しさを問われると、「成長に限界はない。全ての面で少しずつ進歩したい」。自信と貫禄が漂っていた。
そんなザギトワが記者会見で年…